こんにちは。
鈴鹿市を拠点とし、外構・エクステリア工事、造園業などを営む有限会社 美清園です。
今回は駐車場の土間コンクリート打ちの様子をInstagramにて動画でUPしました。
施工の様子がよくわかるのでぜひご覧ください!
▲動画では土間コンを打ってトンボで地表を均している場面を映しておりますが、改めて土間コンクリート打ちの流れを紹介させていただきたいと思います。
【土間コンクリート施工の流れ】
①掘削、床掘り
まずは土間コンクリートを打つ場所を掘削します。
②転圧
掘削した後、転圧して路盤を固めます。
③砕石を敷き、路盤を敷き詰め転圧する
路盤に砕石を敷き詰め、転圧して固めます。
④型枠をつくる
土間コンクリートを打つ場所の周りに木で型枠をつくります。
⑤ワイヤーメッシュ筋をひく
正方形のワイヤーメッシュ筋を型枠の中にひきます。
※この時、雨水桝や汚水桝などがある場合は、桝の周りをひし形で囲みます(ダイヤ筋といいます)。桝の周りはコンクリートが割れやすい為、ダイヤの形にします。
⑥スペーサーをワイヤーメッシュの下に置いてワイヤーメッシュ筋を浮かせる
ワイヤーメッシュの下にスペーサーを置き、数センチほどメッシュ筋を浮かします。
⑦コンクリートを流し込む
ここでやっと動画の工程まで来ました。生コンを型枠内に流し入れます。
⑧トンボやタンパーで表面を均一に均す
写真のように、トンボやタンパーなどの道具を使って表面を均一にします。
▼Instagramの動画はコンクリートを流し込んで、表面を均すまでの部分を映しています!
▲表面をならすと綺麗になりますね!
⑨少し時間をおき、コテでならす
この後、時間を置いたらコテで表面を綺麗に整えていきます。
<金ゴテ仕上げの場合>
また少し時間を置き、金ゴテ仕上げの場合は再度コテでならす
更に時間が経ったら、再度仕上げをしていきます。
金ゴテ仕上げの場合は、コテでなるべくコテ跡が残らないよう綺麗に仕上げます。
ツルツルしているのは金ゴテ仕上げです。
この時置く時間は様々な状況によって違います。土間コンの固まり具合の見極めは、職人の知識と経験によるものです。
<刷毛引き仕上げの場合>
刷毛引き仕上げの場合は刷毛で線をつける
ここで、金ゴテ仕上げではなく刷毛引き仕上げの場合、刷毛で横向きに線をつけます。
線が入ることで、滑りにくい仕上げとなります。
横に線が入ってザラザラしているのは刷毛引き仕上げです。
⑩角は面を取る
仕上げの時、コンクリートの隅や目地の部分の角になった部分をL字のコテで面を取り、角をなくします。
⑪ 乾くのを待ち、型枠を外す
乾くのを待ち、型枠を外していきます。どれくらいで土間コンクリートが固まるかは季節によっても違います。まだ乾いていないのに車で乗ってしまうとタイヤ痕が付いてしまいますので完璧に乾くまで置いておくと良いでしょう。
【まとめ】
さて今回は土間コンクリートの打設方法ついてご紹介させていただきました。
土間コンクリートは、生コンクリートを流し込んでから職人の手によって丁寧に仕上げていきます。
次回は刷毛引きの工法と仕上がりについてご紹介したいと思います。
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